プラス思考

松下幸之助さんは、自分が成功した理由は
この三つしか考えられないと言っています。

1:学校に行ってないこと

自分が学校行ってないから一所懸命本読んで勉強した。

2:病気だったこと

体が弱いから人を育てなきゃいけないと思った。

3:家が貧乏だったこと

家が貧しいから金持ちになろうとした。


だから、これしか考えられないっていうんですよ。

しかしこれは、普通の人ができない「言い訳」に使っている内容なんですよね。

「学歴がないからうまくいかない」
「病気だからだめ」
「お金がないから無理」

結局のところ、同じ出来事でも
どう捉えるかが重要なんだと思います。

何事もうまくいかない人というのは、
「できない理由」を探していくんですね。
そして、最終的にできなかったときに、
その「できない理由」を引っ張り出して納得するんですね。

逆にできる人というのは、どんなにマイナスな出来事があっても
必ずプラスに捉えて考えていくんですね。


言い方を変えれば、「世の中は自分のために回っている」的な考え方なんです。

この考えが敬遠されるのは、「わがままな人」「人に迷惑をかける人」が
「世の中は自分のために回っている」的な発想ですからです。

ですから、自分の口で「世の中は自分のために回っている」って言っちゃうと駄目なんですよ。
人に迷惑さえかけなければ、自分の中で、誰にも言わずに
「世の中は自分のために回っている」的な考え方でもいいのです。

これを常に思っていることによって、
マイナスのことをプラスに考えることができるんですね。

一番大切なことは、如何にマイナスの現状でもプラスに考えていけるかなんですね。

宇宙を創造したとてつもないエネルギーを宗教では「神様」と言うのですが
この波長は「愛と感謝」の波長です。

ですから、私たちも常に愛と感謝の波長でいることが大切になります。

愛と光の波長を出すというのはどうゆうことかというと
「愛してる」「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「ついてる」などの
こう言ったプラスの言葉を言っている状態。
こういったプラスの感情の状態。

これが、愛と光の状態なんですね。

つまり、いい事があっても嫌なことがあっても
愛と光の波長を出し続ける事なんです。

そのために、どんなにマイナスな出来事があっても
必ずプラスに捉えて考えていく考え方は必要なんです。

そして瞑想も重要です。
瞑想中は無念無想ではなく、プラスの言葉を念じます。

プラスの言葉を何度も唱えていると、潜在意識が勝手に
その言葉に関わる思い出を探し出してくれるのです。

例えば「ありがとうございます」

この「ありがとうございます」を何度も唱えると
潜在意識が、勝手に過去のありがたかったことを引っ張り出して結び付け
その感情に持っていき、セロトニンを出してくれるのです。

セロトニンが出ることによって楽しい気分になります。
そして、セロトニンは体を動かす栄養分ですので、
セロトニンが出ると、体を動かすのが楽になるんです。

普通に3時間歩いたら疲れるのに、ディズニーランドで3時間歩き続けても
疲れないのは、セロトニンが出ているからなんですね。

つまり、瞑想してプラスの言葉を唱えていると
潜在意識が、勝手に過去のありがたかったことを引っ張り出して結び付け
その感情に持っていき、セロトニンが出て
気分もよくなり、身体も楽になる。
そうなると心も気持ちも楽ですから
愛と光のエリアに常にいることができる
と、いうことなんです。