温泉で瞑想

温泉って、何故体にいいのか知っていますか?
温泉のお湯に効能があるのですが、それだけではありません。
まず、温かいお湯につかるというだけで全然違うのです。



温熱効果

温かいお湯に入ることで体が温まります。
体が温められることで、血行促進、疲労回復、代謝促進するなどが温熱作用です。
またお湯の温度によって異なる作用も得られます。
ぬるめのお湯(37〜39℃)は副交感神経を刺激しリラックスします。
胃酸の分泌を活発にして消化を助けます。
ぬるめのお湯にゆっくりと入ることで血圧を下げ、よく眠ることができます。
熱いお湯(42℃〜)は交感神経を刺激しすっきりとします。

水圧効果

水の中に入ると水圧がかかります。
お湯につかっている部分の体重のおよそ10倍の力がかかると言われています。
「心臓に心配のある人はゆっくりと除々につかり、半身浴程度のほうがいい」というのは
この水圧が関係しています。
この水圧を活用すれば天然のマッサージ作用になり血行がよくなります。
この水圧による天然のマッサージでリンパの流れも促進されてむくみやだるさの解消につながります。

浮力効果

水の中に入ると浮力が働いて体が軽くなってぷかぷかと浮いてきます。
胸くらいの深さで体重の約3分の1になり、肩までつかると体重は約10分の1になります。
つまり温泉に首までつかれば体が軽くなり、重力で重い体を支えていた筋肉の緊張がほぐれてリラックスできます。
また、頭を支点にして全身をリラックスさせて身体を浮かせる「浮遊浴」は大きな湯船のある温泉でこそ楽しめる入浴法のひとつです。
無重力のようなふわふわ感が味わえますので、ぜひお試しください。


引き寄せ効果

温泉は、体を温めたり温泉要素で体の疲れをとるだけではなく
露天の温泉に入ると五行が整うと言われています。

五行とは、古代中国時代より存在する考えで、
自然界は「木・火・土・金・水」の5つの要素で成り立ち、
この5つの要素がきちんとバランスを保ち、循環することが良いとされています。

人はそれぞれに「木・火・土・金・水」の要素を持っているのですが
当然強弱はあるんですね。
「火の要素が強い」とか「土の要素が弱い」などです。
そして、弱い部分には、弱いエネルギーを与えてあげればいいのです。

例えば、火の要素が弱い人には、お線香やお香を焚くようにするとか
金の要素が足りない人は、金属(ネックレスなど)をつけるようにするとか

そうやって自分の持っている五行のバランスを整えるようにするのですが
この五行が一発で整う方法があるんですね。
それが、天然温泉の露天風呂に入ることなんです。

温泉というのは、地球のエネルギーが詰まっているんですね。
その地のエネルギーが天に抜ける場所が露天の温泉なんです。

源泉温泉の露天風呂に入っているということは、
そのエネルギーの通り道の中にいるので、
その人の持っている「木・火・土・金・水」の五行が整うんですね。

ですから、天然の露天温泉に入るということは非常にいいんですね。

瞑想効果

そして最後に、瞑想効果も非常にいいのです。
温泉はトランス状態に入りやすく
トランス状態においては脳ではアルファ波が優勢になるため
リラックス効果が高く、瞑想するのに非常に良い状態になります。

温泉に入っている時に、背筋を伸ばして
腹式呼吸で鼻から息を吸い、口から出す。
その時に無念無想ではなくて
プラスの言葉を何度も唱えていきます。

これだけでいいのです。

是非、やってみてください。