だるさ解消

今回は『だるさ』の解消です。


まず、だるいのは姿勢が関係あるって知っていましたか?
体を前に傾けていると、実は内臓が圧迫されているのです。
1日や2日の姿勢の崩れならばそれほど大きな影響は出ませんが、
長い期間前傾姿勢の体制が多いと
常に内臓に負担がかかっている状態になります。

内臓に負担がかかると内臓は疲労して
同時に体も疲労しますのでだるさを感じます。

また、姿勢が悪いと、血行も悪くなります。
血液は、赤血球に酸素と栄養をのせて体中にそれを届けています。
そして、二酸化炭素を受け取ってまた心臓に戻ってきます。
血行が悪いと、このような「血液の循環」がうまくいきません。
そのため、頭や体の末端にまで酸素と栄養がうまく行き渡らず、
体がだるく、重くなってしまうのです。

ですから、姿勢を正すだけで『だるさ』を解消の役にたつことができるのです。

しかし、普段の姿勢というのは、簡単に治せるものではありません。

ですから、一日に一回、正しい姿勢を意識する時間として
瞑想はいいのです。

ですから、瞑想するときには、
背筋を伸ばしてアゴをひきます。
頭の上についた"ひも"で上に引っ張られているようにイメージして
上半身は力を抜いて自然にします。
背中に力が入り背筋をピンと張りすぎた状態も、背骨の自然なカーブが消えるため腰に良くないのです。
力を抜いた状態が一番です。
肩の力を抜いて腹筋に力を入れます。
これが、正しい姿勢になりますので
瞑想の時に意識できるとよいと思います。

そして、瞑想だけではなく、普段の生活でも、
頭が前傾になるような姿勢は避けるようにする必要はあります。

また、瞑想は腹式呼吸で行います。
腹式呼吸は、横隔膜を下げることによって肺を広げる呼吸法です。

この横隔膜の下に、リンパの塊があり、
腹式呼吸をすると、このリンパの塊を刺激するので
リンパの流れがよくなすのです。

リンパの流れがよくなると、体内に蓄積されている
老廃物が排除されます。

老廃物が体内にあってもだるさを感じてしまうので
リンパの流れがよくなることでもだるさは解消するのです。

そのため、瞑想すると、「姿勢を正しくする」と
「リンパの流れを良くする」の両面から「だるさ」を
解消することができるのです。