胸やけ解消

今回は胸やけについてです。


食べ過ぎ・飲み過ぎなどが原因で胸焼けに悩んでいる人って多いんですよね。

胸焼けとは、まさしく胸の内側が焼けるような症状になることです。
これは、胃酸が食道に逆流して、炎症を起こしているのです。

胃酸は食べ物を消化するために強い酸性になっています。
そのため、胃の内側は粘膜でガードされていて、
胃酸によって傷つかないようになっているのです。

しかし食道にはそのような強い粘膜がないため、
胃酸が逆流することによって、焼けるような痛みを発するのです。

この胸やけの原因ですが色々あります

●お酒の飲みすぎ
実は私も昔、お酒の飲みすぎで胸やけになったことがあります。
お酒は、食道粘膜に刺激を与えるので食道運動が低下する。
よって下部食道括約筋の機能が落ちることにより、胃酸が逆流してしまいます。

●タバコも胸やけの原因になります。
たばこを吸うことにより、下部食道括約筋の機能が落ち、食道運動が低下します。
そしてだ液中の重炭酸濃度が低下し、酸に対する中和能力が落ち、腹圧が上昇して
胃酸が逆流いたします。


●コーヒーの飲みすぎ
基本的にコーヒーは酸の分泌が増えます。


●よく噛んで食べていない、もしくは早食い
胃で消化する際に、胃液と唾液で消化します。
よく噛んで食べることによって唾液は出ますので
胃に負担がかからないのですが、。
よく噛まないで食べると、唾液が充分に出ませんので、
胃酸が多く出る結果となってしまいます。

そして最後に、
●前かがみの姿勢

前かがみの姿勢は、胃を圧迫して胃酸の逆流が起きやすくなります。
ですから、前かがみの姿勢が多い方は胸やけが出やすくなります。


ですから、姿勢を正すだけで、胸やけ解消の手助けにはなるのです。

しかし、普段の姿勢というのは、簡単に治せるものではありません。

ですから、一日に一回、正しい姿勢を意識する時間として
瞑想はいいのです。

ですから、瞑想するときには、
背筋を伸ばしてアゴをひきます。
頭の上についた"ひも"で上に引っ張られているようにイメージして
上半身は力を抜いて自然にします。
背中に力が入り背筋をピンと張りすぎた状態も、背骨の自然なカーブが消えるため腰に良くないのです。
力を抜いた状態が一番です。
肩の力を抜いて腹筋に力を入れます。
これが、正しい姿勢になりますので
瞑想の時に意識できるとよいと思います。

そして、瞑想だけではなく、普段の生活でも、
頭が前傾になるような姿勢は避けるようにする必要はあります。

また、瞑想は腹式呼吸で行います。
腹式呼吸は、横隔膜を下げることによって肺を広げる呼吸法です。

この横隔膜の下に、リンパの塊があり、
腹式呼吸をすると、このリンパの塊を刺激するので
リンパの流れがよくなすのです。

リンパの流れがよくなると、体内に蓄積されている
老廃物が排除されます。

老廃物が体内にあってもだるさを感じてしまうので
リンパの流れがよくなることでもだるさは解消するのです。

そのため、瞑想すると、「姿勢を正しくする」と
「リンパの流れを良くする」の両面から「だるさ」を
解消することができるのです。