今回は、血圧に関してです。


最近では、高血圧がよく騒がれております。
よく、塩を食べると高血圧になるなんて言いますがそれは違います。

一般的に出回っている食卓塩に関しては塩化ナトリウムです。
塩化ナトリウムの取りすぎは確かに高血圧の原因にはなりますが
自然塩に関しては、高血圧とはまったく関係ありません。

ちなみに、私は無類の塩好きです。
何でも塩をかけて食べてしまいます。
もちろん自然塩です。

しかし、血圧を測っても
上が110で、下が80です。

一般的にみても低いと思います。
塩を沢山食べているのに、何故こんなに血圧が低いのかと言えば
単純に塩と血圧は関係がないということと、
普段の食生活で、血圧が上がる要素がないということです。

血圧の上の値は、心臓が血を押し出す力です。
逆に、下の値は、心臓が血を吸収する力です。

心臓は、血を送りだし、血は全身を巡って戻ってきます。

まず、単純に考えると、身体が大きい人と小さい人では
小さい人の方が血圧が低いです。
何故かと言えば、身体が小さい分、少ない圧でも全身を巡ってしまうからです。

ですから、身体が大きい人は基本的に高血圧になる傾向がありますが
元々大きい人は、その高血圧でも耐えられる体のつくりになっていますが
小さいからだから大きい体になった人。
つまり、肥満ですね。
肥満になったことによる高血圧はよくないんですね。

そして、血が体をめぐるときに、血流がよければ
そんなに圧をかけなくても血は巡りますが
血流を妨害する何かがあると、心臓が血を押し出す圧を高めないといけません。

例えば、足のつま先の冷えです。
冷えることにより、血管が収縮して、血の巡りが悪くなります。
そうなると、心臓は血を全身に巡らせるために圧を高めないといけません。

また、血液の水分が少なくなり、血がドロドロしていると
巡りが悪いので、圧を高めないといけません。

ですから、体を冷やさない、血液がドロドロになることをしない。
この辺を心がけていれば血圧が上がることはないのです。

例えば喫煙。
これは、毛細血管が収縮しますので、血圧が上がります。

飲酒
お酒は体にとって毒です。
お酒を飲むと、体は毒を出そうします。
よく、お酒を飲むとトイレが近くなります。
あれは、身体が毒を外に出そうとしているんですね。
実はその時に、アルコールだけではなく、
体内の水分も一緒に出てしまうのです。

体内の水分とは、血液中の水分です。
予定外に血液中の水分が出てしまいますので、血液はドロドロになるのです。

また、先ほどの塩化ナトリウムも、血管が収縮するので
血流が悪くなり、血圧が上がります。

油ものを食べてもそうです。

油も体にとっては毒ですので、体は外に出そうとして
無用に水分を持っていってしまうので、血液がドロドロになるのです。

また、ストレスも、血管が収縮するので同じです。


つまり、この辺の血圧が上がる要因になることを止める日常生活をすればいいのです。

しかし、中々これらの生活を全て変えるのは厳しいです。

一つでも二つでも、できることはやったほうがいいです。
しかし、もう一つやると、いい事があります。

それが瞑想です。

瞑想は腹式呼吸です。
腹式呼吸で大きく息を吸うことによって横隔膜が下がります。
息を吐くと、横隔膜が上がります。
息を吐ききると、横隔膜が上がっているので、これ以上息を絞り出すことができません。

そのため、腸を包んでいる筋肉である腹横筋が縮むことによって
息を絞り出そうとします。
そして、この腹横筋は、腸を包んでいる筋肉ですので
この筋肉が縮むことによって、腸に刺激を与えるのです。

腸に刺激が与えられることにより、腸内の便を出し
腸内環境を整えます。

血液は腸から栄養を摂っていますので
腸内環境が整うことによって
血液もきれいになります。

また、腹式呼吸は横隔膜が上下運動するのですが、この横隔膜に自律神経が密集しているため、
横隔膜を上下する腹式呼吸をすればするほど、
自律神経を刺激し、副交感神経が優位になり、リラックしてくるので
ストレスも解消します。

そして、瞑想中は「無念無想」ではなくて
プラスの言葉は何度でも唱えたほうがいいのです。

唱える言葉は、プラスの言葉であれば何でもいいです。
「ありがとう」
「愛してます」
「うれしい」
「楽しい」
「幸せ」
「ついてる」
なんでもいいです。

例えば「楽しい」

これを何度も唱えるといいでしょう。
そうすると、潜在意識が、勝手に過去の
楽しかったことを思い出してくれるのです。
そうなると、脳からはβーエンドルフィンなどのホルモン用物質が分泌されるので
血行がよくなり体が温まりますので、血液が綺麗になります。

また、セロトニンも出ますので、セロトニンがストレス感情を抑えてくれます。


瞑想でするだけで、これだけ血圧を上がないですむ要素を持っていますので
日常生活を変えるのはもちろんですが、瞑想も取り入れてみるといいと思いますよ。