悩みの解決方法

悩みを解決させたいと思って、瞑想する人って多いですよね。

今回は悩みの解決についてです。


まず、失敗をすると落ち込みますよね。

しかし、落ち込んだまま、引きこもってしまったり
休みたいからと言って入っていた用事をキャンセルするのは、
実はよくはないんですよ。

「落ち込む」と言うことは、
もともとが、「成功する」と思っていたところに対して
「失敗した」という失敗体験を経験して
落ち込むんだと思います。

つまり、「落ち込んだ」時に、そのまま何か行動することをやめてしまうと
実は「失敗体験」だけが残ってしまうんですね。

例えば、何かの失敗体験により落ち込んだとします。
そして、三日間家にこもったとします。
そうすると、この三日間は、失敗体験だけが
頭の中をよぎるんですね。

しかし、何か失敗して落ちこんだ時に
あえて行動を起こすことにより、
「失敗体験」について考える余裕をなくします。

そして、起こした行動により、何かしらうまくいけば
成功体験がうまれます。

人間とは、ひとつでも成功体験をすると、
今後なんでもうまくいってしまうように錯覚するものなんです。

ですから、何か失敗して落ち込んだ時こそ
引きこもらずに、行動を起こしたほうがいいんですね。

つまり、悩みがあった時などは、
塞ぎ込まないで、行動を起こしたほうがいいんですね。

斎藤一人さんがこう言っていました。

何かあった時に「どうしよう、どうしよう」はノイローゼになる。
「どうしよう、ああしよう」じゃないといけない。


つまり何か悩むことがあった際に、悩んでいるだけでは何も解決しないんです。

まず、そもそもは、何かしらの問題が起きたから悩んでいるんだと思います。

で、あれば、その問題をどう解決させようかの行動を起こすことで
本来は明るい気分になるはずなんです。

もし、行動を起こしても気分が明るくならないようでしたら、
心のどこかで、その解決法では解決がしないと思ってしまっている
証拠なんですね。

例えば、1億円の宝くじを買ったときのことを思い出してください。
まだ当選もしていないのに、1億円当たっときの事を考えていますよね?
手元に現金はないのに。

つまり人は、現実の状態よりも、将来の希望によって一喜一憂することができるのです。

もう一つの例えです。
、手元に50万円があって来月から月収50万につく人と、
会社クビになって退職金100万円をもらったが来月から収入がない人の
どちらが明るいと思いますか?

手元にある現金の金額は、後者だと思うんですね。
しかし、明るいのは前者ですね。

これを悩みに置き換えるとわかりやすいと思います。
何か問題点があって悩んだ時に、その問題点の解決を考えて行動したとします。
その解決策で、本当に解決すると思っていたら、未来の希望が見えるので
現状がどうであれ明るくなるはずなのです。

しかし、その解決のための行動を起こしても
明るい気分になれないということは、心のどこかで解決できないと思っているんですね。
そういった場合には、思いつく解決策を端からやってみることなんですね。

つまり、心が明るくなるまで、その問題の解決策に向かって行動することなんです。

しかし、悩みがあると、中々前向きにはなれません。
だから瞑想をするのです。

瞑想中は無念無想ではなく
プラスの言葉を唱えるといいのです。

例えば「ありがとうございます」

これを何度も唱えるといいでしょう。
そうすると、潜在意識が、勝手に過去の
ありがたかったことを引っ張り出して結び付け
その感情に持っていき、セロトニンを出すんですね。

つまり、瞑想で目指すのは「無念無想」ではなくて
プラスになる言葉を、なんでもいいから何度も唱えることなんです。

唱える言葉は、プラスの言葉であれば何でもいいです。
「ありがとう」
「愛してます」
「うれしい」
「楽しい」
「幸せ」
「ついてる」
なんでもいいです。

つまり、悩み事があったり、落ち込んだりしている時には
一度心を落ち着けて瞑想して
腹式呼吸で呼吸をしながら
プラスの言葉を何度も唱えていきます。
そうすると、脳がセロトニンを出してくれます。
ノルアドレナリンが出すぎて不安感情が多かった脳内の状態が
セロトニンが出ることによって抑えられ
前向きになるので、今抱えている問題解決に対して動くことができるのです。

そして、その悩みを解決しようと行動を起こすことが
実は悩みを解決する一番の方法なのです。