瞑想で集中力がつく理由

瞑想は腹式呼吸で行います。

呼吸法は二つあります。

外肋間筋が収縮すると、肋骨が持ち上がって
胸郭が前後左右に拡大、これによって肺は伸ばされ息を吸い込むことができ
反対に、外肋間筋が弛緩して胸郭が縮小すると、それによって息を吐き出すことができる
これを胸式呼吸といいます。

逆に、横隔膜が収縮すると、下に降りて、胸郭がそれに伴って上下に拡大し、
外気が取り込まれ、横隔膜が弛緩して胸郭が狭くなると、息を吐き出すことができる
これを腹式呼吸と言います。

そして、肺による空気の吸入量は
腹式呼吸の方が、胸式呼吸に比べて
倍ぐらい多いんです。


つまり、腹式呼吸を行うことにより、
酸素の吸入量が増えるということなんです。


 肺の酸素の吸入量が増えるということは
脳へ伝わる酸素の量も増えるということなんです。

脳へ十分な酸素が行き渡ると、集中力・記憶力がアップします

逆に、酸素不足の症状として、集中力不足があります。

集中力不足の時、アクビがでることありませんか?

アクビは、血液中の二酸化炭素濃度が高くなると起こる現象で、
血液の循環などが悪くなり、脳への酸素供給が減ると、
それを回避しようとしてあくびをするように脳から命令が下り
脳への酸素供給のために、あくびが自然と出てくるようになっております。

つまり、あくびが出るということは、脳に酸素がいきわたっていない証拠なんです

あくびが出る、集中力がないというときには、
積極的に腹式呼吸をやってみてください。
脳に酸素がいきわたり、あくび解消、集中力改善につながります。

つまり、瞑想は腹式呼吸
腹式呼吸で脳に酸素がいきわたる
脳に酸素がいきわたり集中力がアップする。

これが、瞑想をすると集中力がアップするという理由なのです。