瞑想で美肌にもなるというお話です。

よく、「美しさは内面から」なんて話を聞きます。

外見が美しくても、性格が悪いと美しく見えないですよという意味で
内面とは性格のことを言っているのですが
健康の観点から行くと、腸内環境を整えると美肌になるということで
美しさは内面からというお話をします。

実は、肌の美しさは、腸内環境が非常に重要なんですね。


まず、腸内環境が悪くなると、皮膚の健康を維持するビタミンB群の合成が
しっかりと行われなくなり、
皮脂分泌を抑えられずにニキビなどに繋がります。
肌の免疫が低下してニキビや肌荒れが起きやすい状態もつくります。

また、腸内環境が悪い場合は、活性酸素の生成が過剰になるのですが、
活性酸素は、皮脂を酸化させることでニキビを招いたりもしますので
肌細胞を傷つけることで乾燥など肌荒れに繋がるともされています。

なお、腸内環境が悪くなり便秘が起きると、体に悪いものが蓄積され
血もドロドロになり汚れた状態になるいますので、
代謝機能の低下にも発展します。
身体は太りやすくなり、肌のターンオーバーの周期も不定期になり、
やはりニキビや肌荒れが発生しやすくなるだけでなく
治癒再生能力が働かなくなりうことから治りにくくなるだけでなく、
ニキビ跡にも繋がりやすくなってしまいます。

つまり、腸内環境が悪いだけで、これだけ肌に悪い影響を与えてしまっているのです。


ですから、腸内環境を整えることが
肌を美しく保つためにも大切なんです。


瞑想は腹式呼吸で行います。

まず、腹式呼吸で大きく息を吸うことによって横隔膜が下がります。
息を吐くと、横隔膜が上がります。
息を吐ききると、横隔膜が上がっているので、これ以上息を絞り出すことができません。

そのため、腸を包んでいる筋肉である腹横筋が縮むことによって
息を絞り出そうとします。
そして、この腹横筋は、腸を包んでいる筋肉ですので
この筋肉が縮むことによって、腸に刺激を与えるのです。


つまり、瞑想で腹式呼吸をするときに
お腹を凹まして先に息を吐くようにすると
腸を刺激して、腸の中にたまっている便を出す役割をしてくれるのです。

しかし、瞑想をしているだけではダメです。

普段食べているもの、食べ方などが関係します。

大切なことは、胃が疲れていない状態を作り出し、
アレルギー物質が分解される環境作りが大切なんです。

それには、腸内でアレルギー物質を分解してくれる菌を体に入れる。

納豆やヨーグルトなどの発酵食品ですね。

そして、菌が活発に動くための菌の栄養素である
食物繊維の多く含まれている食事
根野菜、海藻系の食べ物を食べます。

そして菌が活発しやすい温度を保つこと。
それは体温と同じぐらい。
つまり、白湯を飲むのです。

冷たいものを沢山飲むと、腸が冷えて
菌の動きが鈍ります。

ですから、腸を温めてあげるのです。

このように、普段の食生活で
腸内環境を整えることをしたうえで
瞑想していくと、腸が刺激させるので
腸内環境がよくなり、美肌の手助けになると思います。