②姿勢
姿勢は足から頭まで一直線、垂直になっていおる方がいいんですね。
実はこの一直線の姿勢が、身体の各部位に負担のかからない状態なんですね。
例えば、頭の重さは体重の十分の一あると言われていますので
4~5kgあると言われています。
ボーリングの球もそのくらいの重さです。
つまり人間の頭はボーリングの球と同じくらいの重さなのです。
ボーリングの球を斜めに持ったら、腕がものすごい疲れるとおもいませんか?
実は、頭が前傾姿勢になっている時の首の状態が
ボーリングの球を斜めに持っている時の腕の状態と同じなんです。
また、支点になっている部分に負担ってかかるんですね。
以下の図をみてください。
おもりのついた棒を斜めにします。
すると、この棒を持っている、支点になっている指に負担がかかります。
この絵でいう、重りが頭、棒が背骨としたときに
指で持っている支点は腰になるのです。
重りが頭、棒が首としたときに
指で持っている支点は肩になるのです。
つまり、前傾姿勢になることによって
それを支える首・肩・腰に負担がかかり
それが最終的には肩こり・首コリ・腰痛につながるのです。
つまり、肩こりや腰痛を改善するには、正しい姿勢を保つことが
非常に大切なんです。
さて、瞑想をするときですが
身体をダランとしたフニャフニャ状態で瞑想をする人はいません。
瞑想するときは、背筋をピンとして床に対して
身体が垂直の状態になっていると思います。
実は、この状態が肩首腰に負担のかからない状態なんです。
つまり、瞑想をしている時は、肩首腰に負担のかかっていない状態なんですね。
普段の姿勢というのは、簡単に治せるものではありません。
ですから、一日に一回、正しい姿勢を意識する時間をもつだけで違うのです。
それが瞑想の時間でもあるのです。
一日十分、正しい姿勢を意識する時間をもつだけでも
肩・首・腰にかかる負担は変わってきます。
つまり、瞑想をすることによって、正しい姿勢を意識する時間を持つことができ
これがきっかけで、普段の姿勢も変わってくれば、肩・腰・首にかかる負担はへるので
首コリ・肩こり・腰痛などの解消にもつながるのです。