腰痛の改善

今回は腰痛についてのお話しです


腰痛の原因として多いのは、日常の姿勢や動作が影響するものが多いのです。

人の体というのは、背筋を伸ばした状態が、一番体に負担のかからないようにできているのです。

しかし、前のめりや後ろに反ることによって、その体制を支える筋肉に負担がかかってしまうんです。
その負担の積み重ねが腰痛を引き起こしているのです。

何気ない動きとは思っていても、実は思った以上に腰に負担をかけ、
それが積み重なることで腰痛を発症しているケースは多々あります。

腰の負担が少ない理想的な姿勢や動作を身につけることが、
腰痛の一番の改善策であります。

この腰に負担のかからない姿勢を身体に意識させる時間として
瞑想はいいのです。


瞑想をするときに、身体をダランとしたフニャフニャ状態で瞑想をする人はいません。

瞑想するときは、背筋をピンとして床に対して
身体が垂直の状態になっていると思います。

実は、この状態が腰に負担のかからない状態なんです。

つまり、瞑想をしている時は、腰に負担のかかっていない状態なんですね。

普段の姿勢というのは、簡単に治せるものではありません。

ですから、一日に一回、正しい姿勢を意識する時間として
瞑想はいいのです。

ですから、瞑想するときには、
背筋を伸ばしてアゴをひきます。
頭の上についた"ひも"で上に引っ張られているようにイメージして
上半身は力を抜いて自然にします。
背中に力が入り背筋をピンと張りすぎた状態も、背骨の自然なカーブが消えるため腰に良くないのです。
力を抜いた状態が一番です。
肩の力を抜いて腹筋に力を入れます。
これが、腰に負担のかからない姿勢になりますので
瞑想の時に意識できるとよいと思います。

そして、瞑想だけではなく、普段の生活でも、
腰の曲がった姿勢は避けるようにする必要はあります。