瞑想で疲労回復する理由

今回は、酸素には疲労回復の要素があるというお話を書きます。

酸素の大きな働きとしては、「エネルギーの生産」です。
まず私たちが栄養を得る手段として大切なことは
食べ物を食べるということです。

しかし、食べたものが分解され、血液中に吸収され
全身の細胞に届けられた後、科学的なエネルギーに変化するには
「酸化」することが必要なんです


その酸化に必要なものが「酸素」なんです。
ですから、どんなに栄養をとっても酸素がなければ
細胞は活動することができないのです。


そして酸素には、疲労やだるさの原因となる血中乳酸を、分解・除去する働きがあります。

つまり、酸素が体内に多く取り込まれるということは
疲労回復や細胞の活性化に役立つのです。

呼吸法は二つあります。

外肋間筋を収縮させて肺を膨らます胸式呼吸と
横隔膜を下げて肺を膨らます腹式呼吸

腹式呼吸の方が、肺への酸素の吸入量が多いため
腹式呼吸の方が酸素を身体に多く取り込めます。

そして瞑想は腹式呼吸で行います。

つまり、瞑想すると「疲労が回復する」と言われるのは
腹式呼吸により、酸素が身体に多く取り込まれて
疲労やだるさの原因となる血中乳酸を、分解・除去してくれ
「酸化」して科学的なエネルギーを変化させ細胞が活性化しているからなのです。