怪しい宗教にも信者はいる

今回は、このことについてお話をしていきます。

まずは、「人は未来の安定を求めている」という話からしていきます。

あるところにAさんとBさんがいます。

Aさんは手元にお金がありません、職もありません。
しかし、来月から月収100万円の仕事が決まりました。
それでAさんはとても喜んでいます。

Bさんは、本日付けで会社を首になってしまいました。
記者から退職金として50万円をいただきました
しかしBさんは落ち込んでいます。

この、AさんとBさんの状況ですが、
手元にある現金は、Aさん0円Bさん50万円ですので
手元にある現金だけ見るとBさんの方が幸せなんですね。
しかし、喜んでいるのはAさんで、落ち込んでいるのはBさんです。

それはなぜかというと、Aさんの未来があかるくて
Bさんは未来が見えなくて不安だからです。

実は人が幸せを感じるのは、今の現状ではなく
未来の安定に対して感じているケースが多いのです。

つまり、今の現状がどうであれ
未来の安定が手に入れば「幸せ」に感じることができます。


よく宗教などでは、「神に全択すればいいようになる」みたいなことを言います。
もし、これを信じることができた人にとってみては
「神に全択」することによって「未来の安定」が手に入ったんですね。

「未来の安定」を確信すると、気分も明るくなります。

人は常に「愛と感謝」の状態でいられれば
人生はうまくいきます。

「愛と感謝」とは
「愛してる」「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「ついてる」などの
プラスの感情の状態の状態ですね。


逆に、「怒り」「憎しみ」「嫉妬」「不安」「我慢」「悪口」
これが闇の状態ですね。

普通は、嫌なことがあれば、大抵の人は「闇」の状態になり
いい事があれば、「愛と感謝」の状態になるんですね。


しかし、いい事があっても悪いことがあっても
「愛と感謝」の状態を保つことが幸運を引き寄せるポイントなんですね。


つまり、「神に全択」という話を聞いて
本当に信じることができれば、
「未来の安定」の確保を自覚できたわけですから
常に自分を「愛と感謝」の状態においておくことができるんですね。

「信じる者は救われる」と言いますが、
端から見て「これはおかしいぞ」という内容でも
本人が100%信じているのであれば
その人は救われるし、その人は幸運を引き寄せることができるんですね。

後は、100%信じることができるかどうかというお話になります。

宗教などで問題になるのは、強引な勧誘ですよね。
宗教などの強引な勧誘が来ると、神様事はよくわからないので
断りずらいんですよ。
だから嫌がられるんですね。

宗教も、その教えを100%信じている人たちだけを集めていれば問題はないのです。
99%もしくは0%の人などを無理やり勧誘するから嫌われるんですよね。


そこで本題である、怪しい宗教にも信者がいるのは何故なんだろうというお話なんですが
端から見ていくら怪しくても、その信者が100%信じているのでしたら
その人自身は救われているから、ずっと信者であり続けているということなんです。

またどんな宗教でも、何らかの瞑想法を持っています。

ここでやっとブログの本題である『瞑想で健幸になる3つの理由』に触れますね。


まず、不安を司る要素は、脳内の神経伝達物質が大きくかかわっているのです。

脳内の神経伝達物質は、重要なものが三つあります。

ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンです。
最近では、これらの物質もよく耳にすることがあると思います。

このノルアドレナリンは、神経を興奮させる神経伝達物質で、
「やる気」や「意欲」を高める効果のある神経伝達物質です。

しかしその反面、ストレスに反応して
「不安」「恐怖」「緊張」といった感情・精神状態ともも引き起こします。

例えば、人は「不安」をかき消すために「やる気」を出したりします。
「緊張」するからこそ、「集中」します。
つまり、「不安」「恐怖」「緊張」などの要素から
「やる気」や「意欲」を高める効果があるのです。

しかし、過度にノルアドレナリンがでてしまうと
「やる気」や「意欲」よりも
「不安」「恐怖」「緊張」が勝ってしまうのです。

つまり、不安なことが頭を巡っている時というのは
ノルアドレナリンが脳内で沢山出ているのです。

実は、このノルアドレナリンの暴走を止める役割を持った
神経伝達物質があるんのです。
それがセロトニンです。

つまり、ノルアドレナリンが暴走して
不安な感情に支配されている時に
セロトニンが排出されますと
ノルアドレナリンの暴走を抑えてくれるのです。
そうすると、不安な感情も抑えられていくのです。

では、どうやってセロトニンをだすのかと言えば、
瞑想でできるのです。


先日、瞑想中は無念無想は良くないというお話を書きました。
卓越した政争の達人でない限り、無念無想をすると
嫌なことが浮かんでくるからです。
だから、瞑想中は、プラスの言葉を唱えるといいのです。

例えば「ありがとうございます」

これを何度も唱えるといいでしょう。
そうすると、潜在意識が、勝手に過去の
ありがたかったことを引っ張り出して結び付け
その感情に持っていき、セロトニンを出すんですね。

つまり、瞑想で目指すのは「無念無想」ではなくて
プラスになる言葉を、なんでもいいから何度も唱えることなんです。

唱える言葉は、プラスの言葉であれば何でもいいです。
「ありがとう」
「愛してます」
「うれしい」
「楽しい」
「幸せ」
「ついてる」
なんでもいいです。


よって、不安の感情が強いときなどは
一度心を落ち着けて瞑想して
腹式呼吸で呼吸をしながら
プラスの言葉を何度も唱えていきます。
そうすると、脳がセロトニンを出してくれます。
ノルアドレナリンが出すぎて不安感情が多かった脳内の状態が
セロトニンが出ることによって抑えられ
不安感情から解放されるのです。

つまり、怪しい宗教でも
正しい瞑想をしていれば、不安感情からは解放されますので
先に言っていた100%信じる根拠になっていくのだと思います。