足の裏には、各器官や内臓につながるといわれる末梢神経の集中個所があり、そのエリアの事を「反射区」と言います。

例えば反射区の「目」のエリアを刺激すると、目の末梢神経を刺激して、目の疲れを和らげます。

「ツボ」が1つの点であるのに対して「反射区」は「面」。

「ツボ」よりも 範囲が大きいのが特徴です。

この足の反射区を押すことによって、各器官や内臓のどこが疲れているのかがわかります。

二日酔い

パソコン疲れ

仕事でパソコンを使用している方多いですよね。
ディスプレイを長時間見ていると目が乾く。
目が乾くとピントが合わない。
ピントが合わないと前のめりになる。
5kg近い頭を支える首と肩に負担がかかる。
だから、パソコンを長時間やっていると、目が疲れ、肩首が凝るのです。

パソコン疲れの方は、足裏の目肩首の反射区を刺激してあげてください。

むくみ

一日中立ちっぱなしだったり、デスクワークで座り通しだったりすると、足がパンパンになってしまうむくみ。
結構辛いんですよね、これ。

腎臓が何らかの原因で弱っていると、身体の中の余分な水分を尿として排出できなくなり、むくみの原因になるそうです。

ですからむくみの方は、足裏の腎臓の反射区を刺激してあげてみてください。

胃の疲れ

胃は、食べたものを消化してくれているのですが、消化にかかる時間は、消化しやすいもので2時間、消化しずらいと4〜5時間かかります。

暴飲暴食をすると、これ以上の時間がかかりますし、間食をすると胃は休まるときがありません。
そうすると、胃は休む暇がないので。胃は疲れてしまうのです。

ですから胃が疲れている方は、足裏の胃の反射区を刺激してあげてみてください。

胃もたれ

 「胃もたれ」は何らかの原因で胃の運動機能が低下したり、胃酸が出にくくなったりすることで食べたものがきちんと消化されず、胃の中に停滞してしまうことで起こります。

脂っこいものや刺激の強いものの食べ過ぎ、暴飲暴食、早食いなどをすると、胃に大きな負担がかかるので、一時的に胃の運動機能が低下し、胃もたれが起こりやすくなります。

また、胃の働きをコントロールしているのは「自律神経」ですが、過度なストレスがかかると交感神経だけが活発になってしまい、自律神経のバランスが崩れます。すると胃の働きもおかしくなって、胃もたれが起こりやすくなります。

ですから胃もたれの方は、足裏の胃の反射区を刺激してあげてみてください。

ストレスによる胃の痛み

よく、ストレスで胃が傷むといいます。
ストレスを感じると自律神経系の交感神経が活性化し、血管を収縮させて血流を流れにくくしてしまいます。
そうなると胃の血流が減ってしまい、胃の動きは悪くなってしまいます。
そんな状態で胃酸が大量に分泌されると、胃潰瘍や胃炎になってしまうそうです。

ストレスによる胃の痛みを感じた方は、足裏の胃の反射区を刺激してあげてみてください。


飲みすぎ

お酒を飲みに行った時に、飲みながら食べていると思います。
胃というのは、消化に2時間から4時間かかります。
消化が終了すると、初めて胃が休む事ができます。
しかし、お酒を飲みながら常に食べていると、胃からすれば、消化しても消化しても、次から次へと食べ物がくるので、休む暇がありません。
そのため、お酒を飲むと胃が疲れるのです。
そして、お酒を解毒するのが肝臓ですから、飲んだ次の日は肝臓も疲れているのです。

お酒を飲み過ぎて辛いと感じた方は、足裏の胃と肝臓の反射区を刺激してあげてみてください。