手のしびれ解消

今回は手のしびれについてのお話です。

手のしびれの原因としては、
加齢によって首の骨が変形したり、
悪い姿勢になり首に負担がかかったりすることで
脊髄から枝分かれして伸びる神経が、椎骨の変形によって圧迫されるのが原因だそうです。

片方の腕にしびれや痛み、脱力などが急に起こるようになる。

こうなってしまう原因としては、人間の頭というのは4~5㎏で、
ボーリングの球と同じくらいの重さなんですね。
この重さを首が支えるわけですが、実は首の骨は
後ろ側にカーブしており、そのカーブによって
チカラが逃げるようになっているんですね。
ですから、首にカーブがある状態では、首にかかる負担はそんなにありません。

しかし、頭を傾けた状態は、実は首の骨は伸びている状態なんですね。

その状態のまま、作業を続けていると
首の後部の筋肉が硬くなってしまい、首の骨がまっすぐに伸びた状態で
筋肉が固まってしまうのです。

これをストレートネックと呼びます。

最近では、このストレートネックによる
手のしびれが多いそうです。

このような状況を回避する方法としては、
体にとって、正しい姿勢の時間を作ってあげることです。

つまり、それが瞑想の時間でもあるのです。

瞑想するときには姿勢を正します。
ただ、ストレートネックの人は、顎が前に出てしまっている傾向にありますので
顎を引きます。
この姿勢が正しい姿勢になります。

壁に体をついてみると分かりやすいと思います。
壁に、カカト・お尻・肩をつけます。
このときに自然の状態で、頭はどうなっていますか?
ストレートネックの人は、頭が壁につかないと思います。
この時に、顎を引きます。
頭が壁につくまで顎を引きます。
それで、壁に頭がついたと思います。

実はこの状態が、正しい姿勢の状態なのです。
この状態を意識しながら、瞑想の時も姿勢を正します。

瞑想の時に、首を正しい状態に持ってきてあげることにより
正しい位置の時間を作ってあげます。
これを毎日定期的にしてあげることにより
首の位置が戻ってくるのです。